【私立医学部英語分析⑤】単語が難しい大学
私立医大系統分けシリーズ第5弾です!!
今日は「単語レベルが高い大学」です。
ランク設定は以下の通りです。
Sランク
単語を推測することすら叶わないほどの
「知ってるか知らないか、いや、
どっちか言うと知らんやろ」
というレベルを出す大学です。
Aランク
文構造を基になんとか推測できるできるか
できないかの「まあ多分こんな意味やろ」
で乗り切れる大学です。
Bランク
通常の受験勉強をしていれば、
知らない単語はほぼないだろうという
「たまに分からん単語はあるけど、
どう考えてもこういう意味やろ」
と確信していけるようなレベルです。
例によって、センター試験はBランクです。
それでは実際に見ていきましょう!!
Sランク:
Aランク:
愛知医科大学
Bランク:
いかがでしょうか?
Aランクというのは市販の単語帳でも
「最難関」と題されている範囲の単語が
出される大学です。逆に言うと一般的な
単語帳を一冊丸々しっかりと覚えれば
対応できるレベルです。
それに対しSランクは、市販の単語帳には
載っていないような単語を出す大学です。
このレベルをカバーする単語帳も販売されて
いますが、通常の受験生はそこまで
手が回らないと思われます。
したがってSランクの大学とは、
大部分の受験生がかなり厳しい
戦いを強いられる大学だと言えます。
しかし、どんなレベルの大学であれ、
知らない単語は必ず出てきます。
最低限の語彙力は必要ですが、
単語はどこまで追いかけても
果てがありません。
したがって、受験生として取るべき戦略は
知らない単語が出てきても推測できる術を
身につけることです。
知らない単語を推測するためには
文構造を綿密に分析しなければなりません。
文構造と品詞が分かれば直訳から推測する
ことができます。
個々の単語の意味をなんとなくつなげて
文意を創造(想像)する読み方をしていると
この読み方はできません。
つまり受験生として必要とされるのは、
標準的な語彙はしっかりと身につけた上で、
あとは知らない単語が少々出てこようとも
正しく推測して読み進めることができる
英文解釈力です。
一朝一夕で身につくものではありませんが
日々弛まぬ努力が必要です。
受験生各位の健闘を祈ります。
今日はここまで......。