私立医学部英語マニア

私立医学部の英語に関する所感をつづります。

【私立医学部英語分析⑥】医療系の英文を課す大学

今日も私立医大入試系統分けシリーズ!

第6弾の今回は「医療系の英文を課す大学」

です。

 


医学部入試の英文というと、

「医療系の文章でばかりではないか!?」

「医療単語を大量に覚えなくては!」

といったイメージがどうしてもありますが、

実は意外にもそれほど医療系に偏っている

という訳でもないのです。

 


以前も書きましたが、国立大学の医学部

であれば全学共通入試がほとんどなので、

むしろ医療系の文章が出ることの方が

珍しいと言えます。

 


医学部専門の入試を思う存分出せるはずの

私立医学部でも、医療系を出さない大学も

あります。

 


ということで、今回はその辺を詳しく

見ていきましょう!!

ちなみに今回も集計年度は2011〜2017年度です。

 


[必ず医療系文章が出る大学]

関西医科大学

杏林大学

東邦大学

東北医科薬科大学

日本大学

岩手医科大学(2016改訂以降)

 

 

 

[過去に出題歴あり]

愛知医科大学

金沢医科大学

川崎医科大学

北里大学

近畿大学

埼玉医科大学

昭和大学

 

以上です!

 

医療系に偏っているのは意外に少ないっていう...笑

 

ということで!

医学部英語を勉強しようと思ったら、

 

「まずは医療単語を覚えなきゃ!」

 

という考えは間違いです。

 

まずは、基本となる単語・熟語・文法・構文をしっかりと固めて、英語力全体の向上をさせていくことが何よりも大切ですし、ここさえできていれば医療系単語が連発しても合格点は取れます。

 

まずは基礎から。

何事も同じです。逃げずに頑張りましょう。